ガーシーの「議場での陳謝」とは?内容や過去に処分された議員について調査!

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どうも!管理人のジャモージさんです。

国会に一度も出席していないNHK党・ガーシー参院議員に対して「議場での陳謝」という処分を下すことについて自民・立憲が大筋合意したことが話題になっています。

聞きなれない言葉ですが「議場での陳謝」とはどのような内容の処分なのでしょうか?

また、過去に「議場での陳謝」をした議員はいるのか?についても気になります。

という事で今回は、

ガーシーに下される「議場での陳謝」とはどのような内容の処分なのか?
過去に「議場での陳謝」をした議員はいるのか?

について調べてまとめていますので早速どうぞ!

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ガーシーの「議場での陳謝」とはどのような内容の処分?

懲罰の種類は「国会法122条」で重い順に以下4つに定められています。

・除名
・一定期間の登院停止
・公開議場における陳謝
・公開議場における戒告

ガーシーに下される「議場での陳謝」という処分は上から3つ目で、軽い方の処分と言えそうです。

では、「議場での陳謝」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

「参議院規則241条」には「議場での陳謝」について以下のように説明があります。

第241条 懲罰のうち、公開議場における戒告又は陳謝については、懲罰委員会がこれを起草し、その報告書と共に、これを議長に提出する。

つまり平たく言うと、「ガーシー」が「懲罰委員会が作成した謝罪(陳謝)文」を「議場」で読むという事になります。

懲罰委員会の現在の委員長は鈴木宗男さんです。

ガーシーは鈴木宗男さんとバチバチにやりあっていた分、鈴木宗男さんが謝罪文の作成に関わってくるとなると、なかなか屈辱的な処分と言えそうですね。

ちなみにこの「議場での陳謝」のための本会議は2023年3月上旬にも開かれる見込みだそうです。

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過去に「議場での陳謝」をした議員はいる?

そもそも、可決されるか否かにかかわらず、参議院本会議で懲罰動議が起きるという事自体がかなり珍しい事のようです。

2013年11月にアントニオ猪木参議院議員に「30日間の登院停止」の処分が決定したのですが、それは1952年の懲罰動議以来、61年ぶりだったとの事。

これまで参議院には「議場での陳謝」の処分を下された議員はおらず、「議場での陳謝」は参議院ではガーシーが初めてとなるようです。

ただ、衆議院には過去に9人「議場での陳謝」処分を下された議員がおり、19年前(1994年)の山口敏夫議員が最後に「議場での陳謝」処分を下された議員になります。

山口敏夫議員の「議場での陳謝」の内容は以下の通りです。

国政の最重要案件がこの後控えておりますので、委員会起草の文案を朗読させていただきます。   私儀国会議員たる身分にもかかわらず、六月十六日予算委員室において行った行動は、国会の信用を失墜し、同僚議員に迷惑をかけまして誠に申し訳なき次第、深く自責の念に堪えません。ここに謹んで陳謝いたします。
引用:国会議員白書(作者:菅原琢、https://kokkai.sugawarataku.net)

ガーシーもこのような感じで「懲罰委員会が作成した謝罪(陳謝)文」を読むことになると思われます。

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おわりに

ガーシーに下される「議場での陳謝」とはどのような内容の処分なのか?
「ガーシー」が「懲罰委員会が作成した謝罪文」を「議場(衆議院本会議)」で読むという処分。
過去に「議場での陳謝」をした議員はいるのか?
参議院にはいない。衆議院は過去に9人いて、19年前(1994年)の山口敏夫議員が最後。

という事がわかりました。

おそらくガーシーはおとなしく「議場での陳謝」の処分を受け入れるとは思えませんが、今後どのような展開になるのか注目ですね。

ではまた!

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